元利均等方式

元利均等方式とは、毎月の返済額が一定となる返済方法です。


メリットは、返済額(元金+利息)が一定の為、返済計画が立てやすいことです。


具体例として元利均等方式で借入額2,000万円、金利2%、返済期間35年(支払回数420回)でローンを組んだ場合の返済表を見てみましょう。

元金 利息 返済月額
1 33,333 32,919 66,252
2 32,974 33,278 66,252
3 33,029 33,223 66,252
... ... ... ...
419 66,032 220 66,252
420 66,163 110 66,273
返済総額 27,825,861

420回目を除き、返済月額が 66,252円で一定であることがわかります。 (420回目は端数が調整される為、多少金額が変わります。)


このように元利均等方式は、支払回数がほぼ一定となりますので、返済計画がわかりやすいという特徴があります。


また、上記の表の元金の金額からもわかるように、元金の支払額が後になるほど高くなる為、借入金の残高の減り方が遅く、同じ返済期間の場合、元金均等方式よりも返済総額が大きくなるというデメリットがあります。